モバイル端末管理ツールなどを開発/販売する米MobileIronの日本法人は2015年6月22日、米Googleが提供するAndroid端末の管理プログラム「Android for Work」に対し、アプリケーションをコンテナ化してデータを保護する「MobileIron AppConnect」を導入すると発表した。企業におけるAndroid端末利用のセキュリティを高める。
MobileIronが提供する「AppConnect」は、BYOD(Bring Your Own Device)環境などにおいて、個人のデータはそのままに、企業のデータを保護するためのEMM(Enterprise Mobility Management)プラットフォーム。アプリケーションをセキュアコンテナ化することで、データを暗号化し、不正アクセスから保護する。データの削除もできる。
Android 5.0搭載端末では、Android for WorkとMobileIron製品を併用することで、アプリケーションに変更を加えずに、安全な作業スペースにインストールできる。OSレベルでセキュリティを制御するため、実行するすべてのアプリケーションを制御できる。
Android for Workは、企業アプリケーションのセキュリティ確保や異種デバイスの管理、仕事/個人用データのOSレベルでの分離を可能にするソフトウェア。Android 5.0に対しては、業務データを隔離して保護するための仕事専用のプロファイルを設定でき、企業データの漏えいを防ぎながら、従業員の私物端末に承認した業務アプリケーションを導入し、個人用アプリケーションと併用可能な環境を提供する。
Android 4.0〜4.4搭載端末では、AppConnectが「Android for Workアプリ」へ対応。AppConnect対応アプリケーションをAndroid for Workアプリ内の安全な作業スペースに導入できるようになる。Android for Workアプリは、Android 5.0以前のバージョンを搭載する端末を管理するためのソフトウェアである。
MobileIron / Android / BYOD / セキュアコンテナ
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



