富士通は2015年7月1日、同社ストレージの最上位機種「FUJITSU Storage ETERNUS DX8000 S3 series」を発売した。オプションのSSDキャッシュを搭載すれば、性能が約4倍向上するという。
ETERNUS DX8000 S3 seriesは、最大性能が約400万IOPS(Input Output per Second)のストレージ。そのために、コントローラー性能を高めたり最大コントローラー数を拡張したりしている。オプションで、コントローラー内蔵型SSDキャッシュ「Extreme Cache」を用意し、データ読み込み時のキャッシュヒット率を高めることで、性能が約4倍に向上する。
アクセス頻度に応じてデータの格納先をディスクからSSDに変更するなど、データを再配置する「ストレージ自動階層制御」機能と、目標性能に応じてストレージ内部のリソース配分を自動調整する「QoS(Quality of Service)」機能と連携できる。QoS機能による自動チューニングで目標に到達しない場合は、高速な格納先にデータを再配置することで、レスポンス性能の向上を図る。アクセス環境が多様な場合でも、複雑な性能設計は不要になる。
米VMware製の仮想化基盤「VMware vSphere」のサーバー仮想化環境でストレージの運用を効率化する「VMware vSphere Virtual Volumes」に対応する。仮想マシンの管理用GUI「vSphere Web Client」上で、バックアップやQoSなどの運用ポリシーを設定でき、仮想マシンごとの要件に応じた適切なストレージ運用を可能にする。
ETERNUS DX8000 S3 seriesの最小構成価格は2215万6000円(税別)から。出荷時期は機種などにより異なり、7月31日または11月30日に出荷を開始する。
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