伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)とWebアプリケーション開発会社の凌芸舎は2015年8月27日、企業が社内外でチャットやファイル/タスクを共有するためのコミュニケーションサービス「tocaro(トカロ)」を開始したと発表した。プロジェクトメンバーやチーム内でタスクの進捗情報などをリアルタイムに共有できる。サービスは共同開発した。
「tocaro」は、PCのほか、スマートフォンやタブレットなどからも利用できるコミュニケーションサービス。タスクを共有することで、チームやプロジェクト全体の課題、ゴールなどの明確化を図る。タスクとしては、その内容や期日、重要度、担当者を管理する。
共通のタスクに携わるメンバーが、チャットで会話することで、メールよりも効率的なコミュニケーションが可能になる。URLをクリックしなくてもWebサイトを表示する機能や、メッセージ本文やファイル名で検索する機能がある。
画像やドキュメントなど、アップロードされたファイルは保存と同時に時系列に一覧表示され、チームメンバーが共有したり、ファイルに直接コメントを追加したりできる。ファイルにラベルを付けての検索や、投稿者やファイルの拡張子などによる絞り込みも可能だ。
共有ファイルは、すべてクラウド上で暗号化する。システム管理者が、アクセス履歴や削除済みメッセージを含めて、メンバーの操作履歴を把握できるサービスも用意する。今後は、多言語対応のほか、CTCのファイル共有サービスやSSO(Single Sign On:シングルサインオンサービス)といったサービスとの連携などを図る。
tocaroの料金プランには、基本機能を無料で利用できる「フリープラン」と、個人/チームでの利用に適した「パーソナルプラン」、セキュリティや管理機能を拡張した企業向けの「エンタープライズプラン」がある。料金は、パーソナルプランが月額300円、エンタープライズプランは同800円。ストレージ容量は200円の追加料金で拡張できる。今後3年間に両社合わせて100万ユーザーの獲得を目指す。
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