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日本サード・パーティとオリックス・レンテック、人型ロボット「NAO」のレンタルサービスを開始

2015年9月16日(水)IT Leaders編集部

日本サード・パーティ(JTP)とオリックス・レンテックは2015年9月15日、仏Aldebaran Robotics製の人型ロボット「NAO」のレンタルサービスを開始したと発表した。オリックス・レンテックからのレンタルで提供する。

 SIerの日本サード・パーティ(JTP)とオリックス・レンテックは、仏Aldebaran Robotics製の人型ロボット「NAO」のレンタルサービスを開始した。NAOは、仏Aldebaran Robotics製人型ロボットの第5世代に当たる「Nao Evolution」。学校や企業におけるITスキルの向上やプログラミング研修の教材、各種イベントでの受付や接客といった短期の利用用途に向けて提供する。

 JTPがオリックス・レンテックからの転レンタル形式でNAOを用意。さらに、会話などをプログラムする技術者の派遣や、NAOを使用したコンピューター技術者の育成サービスも提供する。

 NAOのサイズは、幅311×奥行275×高さ574mm。HDカメラや指向性マイク、3軸ジャイロ/加速度センサー、無線LAN機能などを搭載するほか、頭や手などにタッチセンサーを装備している。クラウド上にある音声認識エンジンにより19カ国の言語に対応できる。頭部上方に4つの指向性マイクを設置したことでノイズの影響を受けにくい。バッテリー寿命は動作モードで約1時間30分だ。

 NAOのレンタル価格は、3日間で10万円(税別、以下同様)、1週間で15万円、2週間は20万円、1カ月間なら30万円である。オプションのエンジニアリングサービスが5万円から。

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