IT関連事業者の日本システムウエア(NSW)は2015年9月30日、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)サービス事業者が、サービスのマネタイズを図れるよう、IoT用クラウド基盤「Toami」を強化したと発表した。具体的には、課金機能の追加である。
日本システムウエア(NSW)の「Toami」は、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)サービスを開発/運用するためのクラウド基盤。収集したデータの見える化や機器制御、データ分析などの機能を提供する。今回、サービスのマネタイズ機能として、通信事業者向けの課金管理製品「Oracle Communications Billing & Revenue Management」との連携を図った。
Communications Billing & Revenue Managementは、リアルタイムでの従量課金/請求処理により、需要予測などに基づく収益管理を可能にする通信事業者向けソフトウェア。任意の指標を組み合わせてルールを設定/管理できるほか、サブスクリプションからレベニューシェアまで様々な課金方式を設定できる。
両者を組み合わせることで、Toamiが管理する利用者情報やセンサー/機器から収集した各種情報に基づくアカウント管理や課金/収益管理が可能になる。サービスの利用実績に応じた従量課金や段階課金などのほか、データ分析機能により顧客との接点構築に向けた施策を立てることもできる。
NSWは、Toamiで収集した各種データを活用したマネタイズに向けた分析や、より適切なビジネスモデルの提案など、IoTビジネスの包括的なサポートを提供する。導入支援から課金代行、IoTサービス全般の運用代行にも対応する。
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