テレインフォは2016年1月18日、ドローンを活用した施設の保守・点検サービスを開始した。ドローンを操作して、橋梁・プラント・建物などの施設や自然環境・災害現場の状況を遠隔地から空撮する。
届出電気通信事業者でもあるテレインフォが新たに提供するドローン活用サービスは、撮影現場に赴いたプロのドローンカメラマンから遠隔地へ映像と音声を配信して、遠隔地から撮影箇所の指示を受けながらリアルタイムに空撮を行う。4Kなどの高画質で録画し、遠隔地へのリアルタイム映像の配信は画質を落として、携帯電話網を用いて行う。
撮影で使われるドローン本体(写真提供:テレインフォ)
配信映像を複数拠点から同時に確認でき、撮影された高画質の映像は、撮影終了後にインターネットを使ったファイル転送や記録媒体にして納品する。ドローン本体および防水・防塵の映像・音声配信装置、遠隔地でユーザーが使う通信機能付きのタブレット端末はテレインフォが貸し出す。ドローンを操作して撮影を行うカメラマンは、ドローン活用のプロ写真家を派遣する。
サービスの活用範囲は、橋梁・プラントなどの設備の保守から自然保護環境業務まで、人が直接点検や確認を行うことが難しい場所を幅広く想定している。