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NSW、ARM mbedを活用したセキュアなIoTサービスを提供

2016年5月10日(火)IT Leaders編集部

日本システムウエア(NSW)は2016年5月9日、英ARM(現社名:Arm)と「mbed Cloud Partner」ライセンス契約を締結した。NSWは、ARMのIoT(Internet of Things:モノのインターネット)基盤「ARM mbed」を活用し、IoT環境で安全な通信を可能にするソリューションを拡充する。

 NSWは、ARM mbed対応のLSI・デバイス開発、組込開発から、データ収集・分析、サービス運用までIoT(Internet of Things:モノのインターネット)サービス提供に必要な製品を一元的に提供する。NSWのIoTクラウド基盤「Toami(トアミ)」とARM mbed対応製品を連携することで、安全なIoT環境を迅速に構築できるようになった。

 Toamiは、米PTCのIoT基盤「ThingWorx」をベースにNSWが開発したIoT/M2Mクラウドプラットフォーム。ドラッグ&ドロップによるノンプログラミング開発、ゲートウェイなどの機器・装置への容易な接続、NoSQLデータベースによる大量データ処理、XMPPプロトコルによるセキュアな通信、外部システムとのAPI連携といった特徴を備えている。

 ARMは、ネット接続する低消費電力で安全なIoTデバイスの技術とエコシステムである「ARM mbed IoT Platform」を構築しており、mbedパートナーは、大規模な商用IoTデバイスの開発・展開のために技術開発やマーケティング活動などを通じて貢献している。

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