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丸紅情報システムズ、データセンターのインフラ構成を簡素化するレノボの統合システムを発売

2016年6月13日(月)IT Leaders編集部

丸紅情報システムズ(MSYS)は2016年6月10日、中国レノボの法人向けハイパーコンバージド(高度に統合された)システム「Lenovo Converged HX Series」を発売した。データセンターのインフラ構成を簡素化できる。

 「Converged HX Series」は、サーバーとストレージを一体化し、仮想環境を構築できる統合アプライアンスシステムとなっている。信頼性に優れたレノボのハードウェアに米NutanixがOEM供給する分散システム「Acropolis」および一元管理ツール「Prism」を搭載し、ハイパーコンバージド(高度に統合された)サーバーのアプライアンス製品として提供する。

 同システムは、仮想サーバー、仮想デスクトップ、ビッグデータ基盤、データベースなど幅広い用途で活用できる。データセンターでインフラ構成を統合・簡素化し、設置や管理にかかわるコストの削減を図れる。

 MSYSは、丸紅グループのクラウドサービス「Cloudest」を組み合わせて提案する。例えば、ユーザーのオンプレミス環境で運用するConverged HX SeriesとCloudestの仮想レイヤーを組み合わせ、災害時のデータ保護・復旧および、低コストで簡易なバックアップ運用を可能にする。また、米AVAYAのネットワーク仮想化技術を使用してハイパーコンバージドサーバーを一元化し、容易にスケールアウトができるように支援する。

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