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IDCフロンティア、ロードバランサーをクラウドサービスとして提供

2016年7月15日(金)IT Leaders編集部

IDCフロンティア(IDCF)は2016年7月14日、同社のクラウドサービスである「IDCFクラウド」のラインアップに新たに高性能タイプのロードバランサー「ILB(Infinite Load Balancer)」を加えて提供を開始した。従来比約10倍の処理能力を達成しているほか、SSL証明書にも対応している。

 IDCフロンティア(IDCF)の「ILB」は、Webサイトへ要求されるトランザクションに応じてサーバーの負荷分散を行うサービスである。クラウド型なので必要なときに即座に構築でき、システムの負荷状況に応じて処理能力を自動で増強させることも可能だ。

 シンプルなWeb管理画面から簡単に設定でき、「IDCFクラウド」が標準搭載するロードバランサーに比べ、約10倍の3万7500TPS(Transaction per Sec)の処理能力を提供する。

 突発的なアクセスの急増が想定されるテレビ・ソーシャルメディア連動のキャンペーンサイトや、デイリーアクティブユーザーが30万~50万規模となるようなゲームアプリなど、大量の同時アクセスが発生するシステムの負荷分散を、高価な専用アプライアンス機器などは不要で導入できる。導入・維持コストの削減およびシステム構築期間の短縮と運用負荷の軽減を図れる。

 WebサイトのSSL通信(HTTPS)と負荷分散の両立にも対応できる。SSL証明書に対応し、暗号化通信も集約して処理できる。配下のサーバーの処理負荷をオフロードすることも可能だ。

 ILBの価格は、従量料金制で毎時24円。月額上限料金は1万2000円になる。ネットワーク料金は、50TBまでが1GB当り9円で、50TB超が1GB当り6円。アウトトラフィックのみ課金する。東日本リージョンから提供を開始しており、西日本リージョンは今後提供を開始する予定になっている。

 なお、2016年7月31日まで、ILBの利用料金と、同年8月31日までの期間中に同サービスで利用可能なSSL証明書を無料にするキャンペーンを実施している。

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