大日本印刷(DNP)は2016年10月28日、金融機関や保険会社向けのクラウドサービス「DNPドキュメント制作・管理システム PROMAX NEO」に、Excelに対応するオプション機能の追加を発表した。11月から提供を開始し、ドキュメント管理業務の効率化を支援する。
「PROMAX NEO」では、金融機関や保険会社などが保有する大量のドキュメント類を効率的に運用・管理できる。従来のWordやPDFへの対応に加えて、Excelにも対応したことで大量のドキュメントデータを統合した一元管理が可能になった。
具体的には、改訂ドキュメントの全文検索・一括変更機能、制作・承認・管理のワークフロー機能、新旧ドキュメント対照表機能(オプション)がExcelに対応した。そのほか、ドキュメント制作・登録時のサポートサービスとして、紙保管ドキュメントの電子化、ドキュメントのユニバーサルデザイン対応を提供している。なお、新旧対照表機能はヒューリンクスの技術協力を受けている。
WordとExcelのファイル形式に対応しているため、金融機関や保険会社で運用されている多くのドキュメントに対応できる。制作・改訂から承認、管理、ドキュメント使用者の文書の共有まで、ドキュメントに関係する業務プロセス全体を統合でき、効率的なワークフローで運用可能になる。
ドキュメントを修正・編集せずに、同サービスに登録できるので、低価格・短期間での導入が可能だ。
「EXCELオプション」の価格は、全文検索・一括変更機能が120万円で、新旧対照表機能が127万円から。新規での利用には、システムの初期導入費用と月額利用料金が別途必要になる。別途費用で紙保管ドキュメントの電子化作業やドキュメントデザインの見直し提案なども提供する。
DNPは今後、金融機関や保険会社を中心に同システムおよびドキュメント関連業務の支援サービスを提供し、2018年度に年間4億円の売上を目標にする。
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