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厳しい使用条件に対応する監視カメラシステム向け小型PoEスイッチを提供―アラクサラ

2016年12月2日(金)IT Leaders編集部

アラクサラネットワークスは2016年12月1日、厳しい使用条件下で構築される監視カメラシステム向けのネットワーク製品である、小型PoE(Power over Ethernet)スイッチ「AX2530S-08P/PD1/PD2」の3モデルの提供を開始すると発表した。

 アラクサラネットワークスは、厳しい使用条件に対応する監視カメラシステム向けネットワークスイッチを提供する。具体的には、PoE(Power over Ethernet)により、監視カメラへの電源を供給可能にするほか、ネットワークスイッチは、AC/DC24V/DC48Vの多様な電源に対応するモデルを用意する。

 屋外に設置された監視カメラと接続される通信ケーブルからの雷サージに耐えられるよう、ネットワークスイッチの耐性を強化していることに加え、空調のない環境でも設置できるよう、ネットワークスイッチの動作温度範囲を拡大している。サイバー攻撃対策として、ホワイトリスト機能(オプション)も提供する。

 具体的には、PoE/PoE Plus、動作温度範囲-10度~60度、雷サージ(サージイミュニティ10kV)に対応している。

 AX2530S-08P/PD1/PD2の出荷は、2017年3月を予定している。予定標準価格は、それぞれ38万円(税別)からになる。

 アラクサラは、AX2530S-08P/PD1/PD2を、監視カメラシステム以外の多くのIoT(Internet of Things)システムに応用するための検討も進めているという。

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