2016年11月14日(米国時間)、GE(General Electric)の子会社で製造業向けIoTプラットフォーム「Predix」を提供する米GEデジタルが、米サービスマックスの買収を発表した。フィールドエンジニア向けのクラウドサービスを提供する同社のアプリケーションをPredix上で展開し、製造現場の更なる生産性向上を目指すとしている。GEデジタルがPredix強化のために買収したサービスマックスのクラウドサービスとは、どのようなものなのか。
米サービスマックスは、セールスフォース・ドットコムのクラウド基盤Force.com上で開発された、フィールドサービス技術者向けのクラウドサービスを提供している。製造メーカーやコンピューターメーカー、医療機器のほか、運輸、通信、建築など様々な業種にあるフィールドワーカーおよび管理者が主な対象だ。
顧客、契約、設置機器の管理から作業指示、部品管理、スケジュール管理、履歴データの分析といった管理者業務を支援する一方、モバイルアプリとして作業報告、見積もり、顧客検収、情報共有などのフィールドワーカー向け機能を提供している。
(図1)サービスマックスが提供するフィールドワーカー向けサービスの流れ拡大画像表示
2015年、同社は米国で有力なIoT(Internet of Things)プラットフォームベンダーとして知られるPTCのThingWorxとサービス連携し、IoTとフィールドサービスの融合に着手した。一方で、今回買収が発表されたGEのPredixとも連携している。
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