ネクスウェイは2017年1月23日、小型ファクス受信機(ファクスアダプター)を活用したサービス「FNX e-受信FAXサービス」を発表した。2月1日から提供を開始する。ファクス番号を変更せずに利用でき、イメージデータによる閲覧によって、ペーパーレス化といった企業間受発注業務のワークスタイル変革を図れる。
「FNX e-受信FAXサービス」は、ファクスによる受発注業務に適している。Webからの簡単な操作で、受信したファクスのイメージデータを閲覧・返信できる。紙切れがなくなり、受信状況の管理、イメージデータの閲覧、検索を即座に実行できるようになる。
ステータス管理やコメント機能により、受注登録の2重入力も防止可能だ。受信したファクスイメージは、発信者番号通知により自動で仕分けができる。ファクス返信機能やクリッピング機能など、受発注業務に求められる機能も備えている。
専用のファクスアダプターを利用中のファクス機に設置することで、ファクス番号を変更せずに利用できる。
クラウドサービスであるため、迅速に導入できる。インターネットの接続環境があれば、場所を問わず利用でき、新たなサーバーや電話回線などの準備は不要だ。フリーダイヤルやナビダイヤルの番号も利用できる。外出先からスマートフォンでファクスを確認可能になるほか、受注業務の集約化(センター化)や災害時対策としても利用できる。
FNX e-受信FAXサービスの価格は、初期費用が6万円(税別、以下同様)からで、月額費用が1万5000円から(電話回線数により料金が決まる)になる。
ネクスウェイは、3年で150社に提供する予定だとしている。