日本システムウエア(NSW)とPTCジャパン、日本ヒューレット・パッカード(HPE)の3社は、IoT基盤「ThingWorx」と、ファクトリーIoT(Internet of Things)用ハードウェアとして最適化した「HPE Edgeline」をパッケージ化した「ファクトリーIoTスモール・スターター・パッケージ」の提供を開始した。
「ファクトリーIoT(Internet of Things)スモール・スターター・パッケージ」は、2~3カ月の期間で自社工場の設備状態・稼働状況・品質情報などのリアルタイムモニタリングを可能にする。そのために、ソフトウェアライセンスやハードウェア、導入支援、継続的なプロジェクト支援のサービスをセットで提供する。
NSWによる導入コンサルティングおよび開発者向けトレーニングとともに提供する。活用する情報、接続性、可視化の方法や期待する効果などIoTへの取り組みを効果的に進めるためのアプローチを提案する。
データを社外に出さずに、安全な環境での運用が可能だ。1カ月前後でのシステムの稼働と1年間のプロジェクト支援を提供する。IoT製品群とサービスをパッケージ化しているため、低価格で利用開始できる。
パッケージ構成は、IoT基盤「PTC ThingWorx SCO Platform Edition-Standard」とIoT向けのコンバージドシステム「HPE Edgeline EL1000 Converged IoT System」、NSWの開発支援サービスになる。
ファクトリーIoTスモール・スターター・パッケージの価格は月額50万円からで、NSWおよびHPEとPTCの販売代理店を通じて販売する。