米PTCは2017年5月23日(現地時間)、インダストリアルIoT(Internet of Things)基盤の最新版である「ThingWorx 8」を発表した。正式リリースは、2017年6月8日(米国東部標準時)を予定している。新たなインダストリアル基盤機能や、 役割・職種ベースの製造アプリケーションの提供が可能になっている。
「ThingWorx 8」は、IoT(Internet of Things)基盤としての主要機能に加え、新たに役割・職種ごとの製造アプリケーションを提供する。ThingWorxのIoTエコシステムと、生産システムの組み合わせにより、オペレーションの迅速な可視化と高度なアナリティクスが可能になる。
ネイティブの基盤機能として、インダストリアルコネクティビティや異常検知、主要クラウドベンダーに対応するより高度なクラウドサポートをユーザーに提供する。搭載した新機能は、特にインダストリアルIoTアプリケーションをすばやく簡単に開発、展開、拡張するために設計している。
「ThingWorx Studio」は、Microsoft HoloLens用AR(Augmented Reality)コンテンツの作成やパブリッシュをネイティブでサポートする。ThingWorx Studioは、コンテンツ作成者や開発者がプログラミング不要でAR体験をすばやく作成、展開するためのオーサリング環境だ。
またPTCは、ThingWorx Navigate(旧PTC Navigate)アプリケーションの経験に基づいて、製造向けアプリケーションを提供する。「ThingWorx製造アプリケーション」は、積極的かつ迅速な意思決定を可能にする役割・職種ごとの情報を提供する。無料ダウンロード後に1時間未満(PTC発表)で実運用を開始でき、プログラミング不要でアプリケーションの機能拡張を行える。
同アプリケーション群では、設備・機械の接続を遠隔的に監視し、トラブルシューティングを支援する「Controls Advisor」、資産を遠隔的にリアルタイム監視し、自動的に異常検知してアラートを送信する「Asset Advisor」、生産ラインの生産性と状況を可視化し、知見をリアルタイムで提供する「Production Advisor」を用意している。
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