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SAPジャパン、BW/4HANAを基盤に事業計画・連結のシンプル化を支援

2017年6月27日(火)IT Leaders編集部

SAPジャパンは、ビジュアル化した計画と連結の単一統合製品「SAP Business Planning and Consolidation(SAP BPC)11.0, version for SAP BW/4HANA」をの一般提供を開始した。事業計画・予算編成・予測・財務連結とレポートなど、ビジネスプロセスを1つの製品に統合できる。

 「SAP Business Planning and Consolidation(SAP BPC)11.0, version for SAP BW/4HANA」では、「SAP S/4HANA」と「SAP BW/4HANA」が提供するシンプルさを「SAP BPC」でも活用できるようにした。ユーザーは、組織全体で財務情報と主要指標について一貫した視点を持ち、計画・予算編成・予測・連結・共有をより簡単にできるようになる。

 シンプル化したアーキテクチャーによってデータレプリケーションは不要になり、ハードウェアと管理にかかるコストを削減できる。ERPの環境全体でリアルタイムの分析と計画も実行可能になる。財務部門はトランザクション用と分析用に別々のシステムを持つことが不要になる。

 SAP BPC for SAP BW/4HANAのバージョンでは、財務領域以外にもほかの業務部門のシナリオに計画を拡張することが可能だ。SAP BPCの前バージョン「SAP Business Warehouse(SAP BW)」アプリケーションの統合計画機能、および計画アプリケーションキット(SAP BWベースの計画ソリューション)のユーザーは、SAP BW/4HANAへの移行時に、SAP BWへの投資を維持しつつ、さらに技術的・機能的な利点を得られる。

 SAP Analytics Cloudによって利用者はビジネス成果の計画、分析、予測を1つの場所で行える。BPCデータとモデルをクラウドへシームレスに移行し、さらなる計画やセルフサービスのビジュアル化、予測分析を行うことが可能だ。

 財務部門は、予算編成や予測を実行する前に、潜在的なビジネス上の課題と影響を組み合わせた現在のデータセットに予測機能を使用することで、詳細な分析を実行できる。SAP BPCにおけるビジネスプロセスフローは、SAP BPCとSAP Analytics Cloud間のハイブリッド計画プロセスに拡張できるように完全に統合できる。

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