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Sansan名刺データをSalesforceから利用、Sansanが連携ソフトをAppExchangeで提供

2017年9月25日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を提供しているSansanは2017年9月25日、Sansanの名刺データをSalesforceサービスから活用できるようにするデータ連携アプリケーションを2017年秋に提供すると発表した。セールスフォース・ドットコムが提供するアプリケーションマーケットプレイス「AppExchange」で無料で提供する。

 SansanとSalesforceを連携させるデータ連携ソフトを、Salesforceサービス向けに提供する。このソフトをSalesforceに組み込むと、Sansanの名刺データとSalesforce内の「リード」および「取引先責任者」が連携し、Salesforce上で名刺データを確認できるようになる。

 SalesforceのCRM(顧客管理システム)やSFA(営業支援システム)とSansanを連携させることにより、CRMやSFAへのデータ入力の手間が省けるとともに、企業内すべての顧客接点を活用した営業活動を行えるようになる。

 Sansanは、2015年10月にも、名刺データを転送するAPI「Sansan Open API」を公開した。CRMやSFAなどの他システムから同APIを利用して名刺データを入手できる。同APIを使ってSansanとSalesforceを連携させているユーザーは数百社にのぼるという。

 今回の連携アプリケーションでは、データ転送だけの連携ではなく、アプリケーション間でデータを連携させらせる。今回の連携アプリケーションの提供によって、初年度に1000社の連携利用を目指すとしている。

 Sansanが提供している法人向けクラウド名刺管理サービスは、スキャナやスマートフォンアプリで読み取った名刺をデータ化し、企業内で共有・活用できるようにするクラウドサービスである。2017年7月現在、6000社が利用しているという。

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名刺管理 / Sansan / AppExchange / Salesforce

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