NECは2017年9月26日、メインフレーム「ACOSシリーズ」の大型機の新製品「i-PX9800/A200」を発表、同日販売を開始した。同年12月1日に出荷する。前機種と比べて、設置面積を最大33%削減しつつ、性能を10%向上させた。価格(税別)は、周辺機器(ストレージ、仮想テープ)を含む最小システム構成で月額910万円から。
NECの「i-PX9800/A100」は、メインフレーム「ACOS-4シリーズ」の大型機「i-PX9800/A100」(2012年出荷)の後継機である。専用プロセッサ「NOAH-6」の制御を最適化することにより、前機種比で10%の処理性能向上を図った。さらに、データベース制御基盤の強化によって大規模オンラインシステムのスループットを向上させたとしている。また、運用性を高めるため、遠隔地からACOSシステムを制御できるようにする「リモートOPS機能」を新たに実装した。
写真1:i-PX9800/A200の外観拡大画像表示
新機種に合わせて、クラウドシステムなどのオープンシステムと簡単にアプリケーションやデータを連携できるようにする機能群「クラウド連携ソリューション」も用意した。また、業務アプリケーション画面を自動生成する機能も強化し、Webアプリケーションの自動生成だけでなく、WPF(Windows Presentation Foundation)を用いたWindowsアプリケーションを自動生成できるようにした。
災害対策用のACOSシステムを通常よりも安価に導入できる災害対策用モデル(DRモデル)も新たに提供する。同モデルは、業務継続に必要な機能を災害時に限って使えるモデルである。遠隔地のバックアップサイトに同モデルを設置することによって、災害時に速やかに業務を復旧できるようになる。遠隔バックアップを支援する機能として、仮想テープストレージからバックアップ用ストレージに直接データを出力する機能も新たに提供する。
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