ベリタステクノロジーズは2017年11月30日、SDS(ソフトウェア定義型ストレージ)ソフトウェアと位置づける分散型オブジェクストレージソフトウェアの新製品「Veritas Cloud Storage」を発表した。同年12月4日から提供する。大量の非構造化データを格納する用途に向く。特徴は、ファイルを自動で分類してメタデータを付与してくれること。稼働OSは、Linux(Red Hat Enterprise Linux 7)で、価格は個別見積もりとなっている。
図1:Veritas Cloud Storageの概要。ファイルを自動で分類してメタデータを付与する機能を備える(出典:ベリタステクノロジーズ)拡大画像表示
ベリタステクノロジーズのVeritas Cloud Storageは、分散型のオブジェクトストレージソフトウェアである。
同ソフトをインストールしたLinux機をノードとして、複数ノードを束ねたクラスタシステム全体で巨大なストレージプールを形成できる。容量に制限はなく、最大で128ノードまでクラスタを拡張できる。オブジェクトへのアクセス方法は、独自のWeb(REST) APIのほか、Amazon S3互換API、OpenStack Swift互換API、など。さらに、CIFS/NFSによるファイルアクセスなどもできる。
特徴の1つは、「Integrated Classification Engine」と呼ぶ、ファイルの自動分類機能である。格納するファイルオブジェクトごとに、どのような種類のファイルなのかを自動的に分類し、ファイルのメタデータとして記録する。分類方法として、約60種類の定型ポリシーと約100種類の検出パターンを標準で備える。さらに、機密データの用語辞書をカスタマイズできるほか、正規表現とのキーワード合致のようにユーザーが検出パターンを自作できる。
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