京都中央信用金庫は2017年12月28日、NECとともに、RPA(ロボットによる業務自動化)で職員の業務を効率化する実証実験を実施したと発表した。職員の生産性向上や人為的ミスの防止など、業務支援としての有効性を検証した。実験期間は2017年10月から12月で、2018年4月以降の実利用を目指す。
京都中央信用金庫は、NECと共同で、RPA(ロボットによる業務自動化)で職員の業務を効率化する実証実験を行った。職員の生産性向上や人為的ミスの防止など、業務支援としての有効性を検証した。実験期間は2017年10月から12月で、2018年4月以降の実利用を目指す。
実証実験では、RPAソフトとして「NEC Software Robot Solution」(図1)を導入した。これまでマウスやキーボードを使って人手で行っていたマーケットリスク管理日報作成業務を対象に、PC画面上の操作を登録して自動化した。
図1:「NEC Software Robot Solution」のユースケース(出典:NEC)拡大画像表示
実証実験では、職員の生産性向上や人為的ミスの防止など、業務支援としての有効性を検証した。京都中央信用金庫では、実証実験を踏まえたRPAの導入によって本部業務を見直し、人材の有効活用と再配置を進めていく。
今回導入したNEC Software Robot Solutionは、パソコン画面上で行うマウスやキーボードの操作を登録して自動化するRPAソフト。既存の作業プロセスやシステムを大きく変更することなく導入できる。NECグループ内で発注管理や工数管理などの業務に適用した結果、年間で約7割の工数削減を図ったという。
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