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SCSKがERPソフト「ProActive E2」新版、画面・帳票の英語表記が可能に

2018年1月5日(金)IT Leaders編集部

SCSKは2017年12月27日、自社開発のERP(統合基幹業務パッケージ)ソフト「ProActive E2」の新版を発表、同日提供を開始した。新版では、海外拠点での利用時に必要となる「英語表記への対応」や、自社の業務フローや運用ルールに則したプロセスを可能にする「ナビゲーションメニューの機能拡張」をはじめ、システムのTCO低減や業務の生産性向上を支援する機能を強化した。販売目標は、1年間で300社。

 ProActive E2は、ERPソフトである。会計、販売・購買在庫管理、貿易管理、資産管理、人事・給与・勤怠・人材マネジメント・個人番号管理など、全18の業務システムで構成する。今回の新版では、英語表記への対応や、自社の業務フローに則したプロセスを実現するメニュー機能の拡張などを施した。

 代表的な機能強化点は5つある。

 (1)海外拠点でのニーズに合わせ、画面表示項目や帳票出力項目について、英語で表示できるようにした。プログラムを変更せずに、パラメーター設定により、画面や帳票などのラベルやメッセージの表記を、日本語から英語へと変更できる。英語表記への対応以外にも、日本語を使用した固有の表記への変更にも対応しているで、社内用語に統一できる。

 (2)ユーザーごとの業務手続・運用ルールにあわせて、任意のナビゲーションメニューを利用できるようにした。ナビゲーションメニューでは、説明文や章タイトルのような文字列や画像の表示、添付ファイルのダウンロード、ProActiveの各種機能の起動設定などができる。

 (3)取引先の部門単位で与信枠の設定・管理が行えるようにした。取引先の部門別に与信管理情報を設定することで、部門別に与信状況を出力・検索できる。また、販売管理システムの受注・出荷登録時の与信チェックにおいても部門別与信枠での超過チェックができる。

 (4)育児休業・産前産後休業の実施および終了時の報酬月額変更や休業日・復職日管理を充実させた。「産前産後休業終了時報酬月額変更届」と「育児休業等終了時報酬月額変更届」を出力できる。さらに、法定帳票の作成負荷を軽減するため、雇用保険、厚生年金、健康保険の届出用紙のうち、新たに14帳票を作成できるようにした。

 (5)外部システムとのデータ連携機能を強化した。「仕入実績データ」と「売買実績データ」を取り込めるようにした。「BOM(部品表)マスタ」のデータも取り込める。。

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