[市場動向]

米ヴイエムウェア、米デル・テクノロジーズからスピンオフし再び独立企業に

2021年4月15日(木)IT Leaders編集部

米デル・テクノロジーズ(Dell Technologies)は2021年4月14日(米国現地時間)、保有する米ヴイエムウェア(VMware)の株式81%をスピンオフ(分離)すると発表した。これにより、ヴイエムウェアは独立企業となる。

 ヴイエムウェアが独立企業となった後、同社CEOのゼイン C.ロウ(Zane C. Rowe)氏は暫定CEOとして同社にとどまる。また、デル・テクノロジーズの会長兼CEO、マイケル・デル(Michael Dell)氏は、ヴイエムウェアの取締役会会長を務める。

 ヴイエムウェアは1998年に設立された仮想化市場の市場リーダー。2004年に米EMCがヴイエムウェアを買収し、EMCグループ企業となったが、2015年にデルがEMCの買収を発表。以降、Dell EMCグループの一員として独立性を保ちながら製品開発・提供を続けていた。

 デルによると、ヴイエムウェアのスピンオフは2020年から計画されていたという。スピンオフ後も両社の間は製品の開発・提供などでのパートナーシップが維持されるとしている。

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