アジュールパワーは2018年3月7日、Azure上のファイルサーバーと認証基盤を閉域網接続を介して安全に利用できるようにしたサービス「ファイル共有サービス」を発表、同日提供を開始した。価格(税別)は、初期費用が30万円、月額費用が7万9800円から。
ファイル共有サービスは、Azure上のファイルサーバーを、閉域網接続を介して安全に利用できるようにしたパッケージサービスである。Azureへの接続には、フレッツ・VPNサービスからパブリッククラウドに接続するネットワークサービス「クラウドゲートウェイ クロスコネクト」(NTT東日本)を利用する。
Azure上では、Windowsファイル共有サーバーを提供する。パソコンのエクスプローラーを使ってファイルにアクセスできる。ドラッグ&ドロップで直感的に操作できる。Active Directoryを活用したファイル・フォルダーのアクセス権管理ができる。
ソフトウェア/ハードウェア資産を持つことなく、月額制のライセンスで使える。運用管理面では、バックアップ、監視、ウイルス対策、障害対応など、これまでオンプレミス環境で費やしていた管理コストを軽減できる。
ファイルサーバーは、東日本と西日本のデータセンターに保存できる。これにより、BCP(事業継続計画)対策を図れる。24時間365日体制の障害受付サービスと初期対応サービスによって、可用性を高められる。