SAPジャパンは2018年4月11日、住友商事が、次世代の基幹システムの基盤としhて、SAP HANAベースの業務システムを動作させるために必要なシステムリソース一式を運用サービス込みで提供するマネージド型の基盤サービス「SAP HANA Enterprise Cloud」を採用したと発表した。SIベンダーはSCSKで、2018年2月から導入を開始した。
SAP HANA Enterprise Cloudは、SAP HANAベースの業務システムを動作させるために必要なシステムリソース一式を、運用サービス込みで提供するマネージド型のインフラ基盤サービスである。
住友商事は2001年から順次、本社および国内外の事業会社でSAPジャパンの製品・サービスを活用してきた。会社の成長や市場ニーズの変化に合わせて導入範囲や機能を段階的に拡張してきた。
直近の2017年9月に、SCSKをSIベンダーとして、次世代の基幹システムの導入プロジェクトを開始した。基幹システムのシステム基盤として、HANA Enterprise Cloudを採用することになった。
HANA Enterprise Cloudの採用によって、SAPジャパンが提供する複数の機能拡張プログラムをタイムリーに適用できるようになるという。これにより、環境変化に柔軟に対応できる競争力のある基盤として進化し続けられるとしている。