デルとEMCジャパンは2018年5月14日、マシンデータを分析して知見を引き出すことを目的に、ログ分析ソフトとサーバーハードウェアを一体化したシステム製品「Dell EMC Ready Solutions for Splunk」を発表した。2018年5月下旬から出荷する。ハードウェア構成などにより、3種類の製品を用意した。価格(税別)は、240万円から。
ログ分析ソフトの「Splunk」を運用するためのパッケージシステム製品である。マシンデータを収集して分析する用途を想定している。Splunkのライセンスに、PCサーバーとストレージを組み合わせて提供する。ハードウェア構成を自由にカスタマイズ可能な「Dell EMC Ready Bundle for Splunk」と、ターンキー型の「Ready Systems for Splunk」の2種類を用意した。
図1●Dell EMC Ready Solutions for Splunkの製品構成(出所:デルとEMCジャパン)拡大画像表示
カスタマイズができるDell EMC Ready Bundle for Splunkは、PCサーバー「Dell EMC PowerEdge」をベースに、ビジネス要件に合わせてシングルノード構成から複数ノード構成まで柔軟に構成を変えられる。また、ストレージとして、サーバー内蔵ストレージだけでなく、外部接続のNASストレージ「Dell EMC Isilon」を選択できる。
Dell EMC Ready Bundle for Splunkの価格は、320万円から。
ターンキー型のReady Systems for Splunkは、ハードウェアとして、サーバーと分散ストレージソフトを用いたスケールアウト型のインフラ基盤であるHCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャ)を利用する。HCIの種類に応じて、「Dell EMC VxRail」(分散ストレージソフトは「VMware vSAN」)を使うモデルと、「Dell EMC VxRack FLEX 1000」(分散ストレージソフトは「Dell EMC ScaleIO」)を使うモデルを用意した。
Dell EMC Ready System for Splunk on VxRailの価格は、240万円から。Dell EMC Ready System for Splunk on VxRack FLEXの価格は、個別見積もり。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



