[新製品・サービス]

勤怠データをリアルタイムにクラウドに送信できるICカードリーダー「ESTEN」─セイコーソリューションズ

2018年7月3日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

セイコーソリューションズは2018年7月2日、勤怠管理などに利用できるICカードリーダー端末の新製品「ESTEN(エステン)」を発表した。2018年秋から販売する。特徴は、ICカードから読み取ったデータを、クラウド上の勤怠管理アプリケーションなどにWebアクセス(HTTP/HTTPS)を介してリアルタイムに送信できることである。価格はオープン。

写真1●ESTEN(エステン)の外観写真1●ESTEN(エステン)の外観
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 セイコーソリューションズの「ESTEN」は、ICカードリーダー端末である。特徴は、ICカードから読み取ったデータをリアルタイムにクラウドサービスに送信できることである。Webアクセス(HTTP/HTTPS)を介してクラウド上のWebアプリケーションにデータを転送できる。

 ネットワーク接続は、標準で有線LAN、USB接続型の無線LANアダプタを介して無線LANが使える。ファームウエアの更新や機器の設定なども、USBメモリー経由だけでなく、インターネットを介して行える。

 データは、ICカードからの都度読み取りだけでなく、USBメモリーやパソコンから一括で収集することも可能である。

 クラウドサービスへのデータ転送機能を活用したアプリケーションパッケージの第1弾として、クラウド型の勤怠管理アプリケーションと組み合わせた「ESTEN 勤怠エディション」を2018年秋に販売する。出退勤の打刻や参照、残業や休出などの申請などの機能を提供する。

 今後は、勤怠管理に加えて、入退室管理、食堂管理、工程管理などのアプリケーションも予定している。

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