レッドハットは2018年7月11日、富士通が日本およびグローバル市場で展開するハイブリッドクラウドサービス「FUJITSU Cloud Service for OSS」のIaaS基盤として、「Red Hat OpenStack Platform」を採用したと発表した。
富士通は、自社クラウドサービスであるFUJITSU Cloud Service for OSSのIaaS基盤として、自社仕様のOpenStackの代わりに米Red Hatが提供するOpenStack 環境であるRed Hat OpenStack Platformを採用した。
Red Hat Enterprise Linuxのミッションクリティカル用途向けの長期サポートオプション「Advanced Mission Critical」も組み合わせて利用できる。
富士通は2018年4月から、一部のユーザーに対してRed Hat OpenStack Platformを提供してきたが、2018年6月末から中核的な基盤技術として採用した。今後は、Red Hat OpenStack Platformを利用して、複数拠点におけるDR(災害復旧)機能も提供する。