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豊田通商、クラウド名刺管理のSansanを全社員に導入

2018年8月8日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

豊田通商(名古屋市)は、全社員向けにクラウド型の名刺管理サービス「Sansan」を導入した。企業の人脈情報を全社で共有することによって、商社業務の生産性を高める。Sansanを提供するSansanが2018年8月8日に発表した。

 豊田通商は、総合商社である。今回、名刺を社員全員で共有できるクラウドサービスであるSansanを導入した。名刺をデータ化して社内で人脈情報を共有することによって、社員が簡単に名刺情報を検索できるようになる。

 「誰と誰がいつ出会ったのか」といった接点情報も確認できるため、社内の誰がつながっているのかを確認し、人脈を有効的に活用できる。将来的には、社内の人脈を国を横断してグローバルで活用し、営業効率を高める。

 営業担当だけでなくバックオフィス担当を含めて、全社員が持つすべての名刺情報を蓄積する。これにより、網羅的なデータベースを構築する。営業担当を引き継ぐ際の人脈情報の共有を、これまでの属人的な形ではなく、よりシステマチックに行えるようになる。

 Sansanは、名刺情報を簡単な操作でデータ化してクラウド上で管理するサービスである。いつでもどこからでもパソコンやスマートフォン、タブレットから名刺情報を確認できる。名刺を手入力でデータ化したり、アナログな紙の名刺を探したりする必要がなくなる。

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