日本IBMは2018年8月9日、POWERプロセッサ搭載サーバー「IBM Power System」のハイエンドクラスに位置する新モデル2機種を発表した。IBM Power Systemの中で最もハイエンドなモデルでAIX/IBM i/Linuxが動作する「IBM Power System E980」と、AIX/Linuxが動作する「IBM Power System E950」である。E980は2018年9月21日から、E950は2018年8月17日から出荷する。
IBM Power System E980とIBM Power System E950はいずれも、POWERプロセッサ搭載サーバー「IBM Power System」のハイエンドクラスに位置するモデルである。OSとしてLinuxだけでなくAIX(UNIX)が動作する。IBM Power System E980ではさらに、オフコン用OSであるIBM iも動作する。これらにより、既存のアプリケーション資産を活用できる。E950/E980ともに、「IBM PowerVM」(論理パーティショニング機能)を使って仮想サーバーを運用できる。
写真1:IBM Power System E980の外観拡大画像表示
特徴の1つとして、需要に応じてCPUとメモリーを増減するCoD(キャパシティオンデマンド)機能を備える。製品出荷時に最大容量のCPUやメモリーを搭載しながら、必要な時に必要な分を活性化して利用できる機能である。導入前の綿密な容量設計が不要になり、最小限の投資でシステムを実装できる。
メモリー容量は、IBM Power System E980で最大64TB、IBM Power System E950で最大16TB。大量のメモリーを要求するインメモリーデータベースの用途や、メモリー上で高速にデータを解析する用途などに適する。メモリーバンド幅は920GB/秒。
CPUは以下の通り。IBM Power System E980は、最大で16個(最大192コア)のPOWER9(ソケットあたり最大12コア)を搭載する。きょう体は、サーバー本体が5Uラックマウントで、コントロールユニットが2Uラックマウント。IBM Power System E950は、最大で4個(最大48コア)のPOWER9(ソケットあたり最大12コア)を搭載する。きょう体は4Uラックマウント。
価格(税別)は、最小構成時に、IBM Power System E980が5534万500円、IBM Power System E950が1443万7800円。
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