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富士急ハイランドが顔認識ゲートを導入、セキュリティ強化と“顔パス”乗車を実現

2018年8月28日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

富士急ハイランドは、入退園ゲートおよび全39アトラクションの乗車ゲートにおいて、顔認証技術を活用した入退場システムを導入した。2018年7月14日から本番稼働を開始している。入退場システムを提供したパナソニック インフォメーションシステムズ(パナソニックIS)が2018年8月28日に発表した。

 富士急ハイランドでは、2018年7月14日から入園の無料化をスタートしている。これによる入園者の増加に対応した園内セキュリティの強化を図るとともに、チケットレス化(顔パス乗車)を実現するため、顔認証システムを導入した。システムの選定にあたっては、テーマパークに豊富な導入実績を持つパナソニックISのシステム構築力などを評価した。

写真1:顔写真を事前登録すれば、優先入園ゲートで顔を認証するだけで入園できる(出典:富士急ハイランド)写真1:顔写真を事前登録すれば、優先入園ゲートで顔を認証するだけで入園できる(出典:富士急ハイランド)

 導入した入退場システムでは、ゲートの通過時に一人一人の顔を約1秒で瞬時に認証する。加えて、フリーパスの購入者は、アトラクション乗車時に都度チケットを提示しなくても、顔を認証するだけで乗車できる。

 活用シーンと使い方は、以下の通り。

  1. 富士急ハイランドWebサイトおよび入園ゲートでの顔写真登録
  2. (顔写真が登録済みの場合)優先入園ゲート通過時、カメラに映る顔と登録された顔写真の照合・認証
  3. (フリーパス購入者のみ)アトラクション乗車時、カメラに映る顔と登録された顔写真の照合・認証
  4. 退園・再入園時、カメラに映る顔と登録された顔写真の照合・認証
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