クライムは2019年1月17日、VMware vSphere環境で使えるストレージ仮想化ソフトウェアの新製品「StarWind Virtual SAN for vSphere」を発表、同日提供を開始した。サーバーが内蔵するストレージを束ねて外部の共有ストレージとして利用できる。複数のノード間でストレージとキャッシュをミラーリングして可用性を高める使い方もできる。開発会社は、米StarWind Software。市場想定価格(税別)は、ノード数に制限がない「ENTERPRISEエディション」で1ノードあたり50万円。
StarWind Virtual SAN for vSphereは、VMware vSphere環境で使えるストレージ仮想化ソフトである(図1)。VMware vSphere環境の上で動作する仮想アプライアンスの形態で提供する。これらをそれぞれのノード(VMware vSphere環境)の上で動作させることで、それぞれのノードのローカルストレージを束ねた分散ストレージを構築し、これを共有ストレージとして利用できる。
図1:サーバー内蔵ストレージを束ねて共有ストレージを構成できる(出典:クライム)拡大画像表示
特徴の1つは、データの可用性を高める機能として、データを複数のノードに複製して持たせるミラーリングの使い方ができることである。ストレージとキャッシュを指定した数のノードに複製して可用性の高いストレージプールを構築できる。特定のVM(仮想マシン)やLUN(ボリューム)について、複製をいくつ保持するかといったことを自由に構成できる。例えば、2ノード構成で、互いの内蔵ストレージを複製した構成もとれる。
分散ストレージは、データをできるだけローカルストレージに置いてアクセスを高速化する仕組みを備える。メモリーやフラッシュメモリーなどをライト(書き込み)キャッシュとして使って分散ストレージへの書き込みを高速化することも可能。ILM(階層型ストレージ管理)機能も備えており、高速なストレージと低速なストレージを組み合わせたストレージを運用できる。
複数のストレージアクセスプロトコルを搭載している。ファイルアクセスのNFSとSMB、ブロックストレージのiSCSI、iSER、NVMe over Fabricsなどの利用をサポートする。オプションで仮想テープライブラリ(VTL)としても利用できる。また、近日中に、インライン重複排除と圧縮の機能を使えるようにする。
製品は、2ノード専用の「SMB & ROBOエディション」、3ホスト専用の「ESSENTIALSエディション」、1ホストから制限数のない「ENTERPRISEエディション」の3種類を用意している。いずれのエディションも容量は無制限である。
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