SI/コンサルティング企業のクレスコ・イー・ソリューションは、SAPのERP(統合基幹業務システム)ソフトウェア「SAP S/4HANA」をマルチテナント型のクラウドサービスとして提供する「SAP S/4HANA Cloud」の採用を決定し、2019年2月から導入プロジェクトを開始した。SAPジャパンが2019年2月13日に発表した。
クレスコ・イー・ソリューションは、1998年の設立から20年以上にわたり、SAP認定パートナーとして、ERPを中心としたSAPソリューションの提案、販売、導入支援およびび保守サポートを行っている。
同社では、2025年に向けて不足していくと想定される人材資源の有効活用と、精緻な原価管理の徹底による収益予測の正確性向上を図るため、既存のオンプレミス型ERPである「SAP Business Suite」から、SAP S/4HANA Cloudへの刷新を決定した。
SAP S/4HANA Cloudでは、四半期ごとにソフトウェアを自動的に更新するため、機械学習や予測分析など最新の機能を活用することが可能になる。
クレスコ・イー・ソリューションは今回の自社導入の経験を活かし、SAPパートナーとして顧客企業に提供できる価値を高めていく考えだ。