アクセルは2019年2月18日、グループウェア「IBM Notes/Domino」および「IBM Verse」と連携して動作するスケジューラソフト「OnTime Group Calendar for IBM」の新バージョン(Ver.6.1.0)を発表、同日提供を開始した。開発会社はデンマークのIntraVision。
OnTime Group Calendarは、特に日本企業で必要になる複数メンバーの予定表示、会議招集、施設予約などの機能を、グラフィカルな画面で高速に操作できるグループスケジュール管理ソフトウェアである(画面1)。IBM Notes/DominoおよびIBM Verse環境向けの「OnTime for IBM」と、Microsoft ExchangeおよびOffice 365向けの「OnTime for Microsoft」がある。
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OnTimeの特徴の1つは、メンバーの予定を簡単に把握できることである。参照したい期間に合わせて日ビューや週ビューを切り替えて予定を把握できる。会議の召集も容易で、対象となるメンバーと会議室にチェックをつけてドラッグするだけで召集できる。スマートフォン画面でもグループスケジュールを把握し、会議を招集できる。
今回、IBM環境向けのOnTime for IBMをバージョンアップした。新版では、HTMLエディターを実装した(画面2)。従来版はプレーンテキスト形式のエントリしか作成できなかったが、新版ではリッチテキスト形式のエントリを作成・編集できるようになった。画像を貼り付けたり、ファイルを添付したりすることもできる。
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価格(税別)は、最も単価が高くなる100ライセンス未満の場合、1ライセンスあたり5242円で、保守費用は年額1049円。最も単価が安くなる1万ライセンス以上の場合、1ライセンスあたり786円で、保守費用は年額157円。