ネクストセットは2019年3月11日、大量の名刺をクラウドにアップロードして管理できるサービス「ネクストセット・ 名刺管理機能 for クラウド」を発表、同日提供を開始した。社員個人や企業全体で収集した名刺をスマートフォンのカメラで撮影するだけで利用できる。OCR(光学文字認識)機能により、会社名やメールアドレスなどの情報をテキスト化した上でクラウドに保管する。会社全体で名刺を一括管理できる。
ネクストセット・ 名刺管理機能 for クラウドは、名刺をクラウドにアップロードして管理できるサービスである(画面1)。名刺をスマートフォンのカメラで撮影するだけで利用できる。クラウド上では、OCR機能によって会社名やメールアドレスなどの情報を自動でテキスト化する。文字の認識精度は80%以上としている。認識の誤りは、Web画面で名刺画像を見ながら補正できる。
画面1:ネクストセット・ 名刺管理機能 for クラウドの画面(出典:ネクストセット)拡大画像表示
登録した名刺データは、全社やグループ単位で共有できる。ユーザーごとにアクセス権限を設定して運用できる。外部システムとの連携も可能であり、CSV(カンマ区切り形式)テキストデータを出力できるほか、他のCRM(顧客関係管理)システムにデータを連携させられる。セキュリティ機能として、現場のエンドユーザーにはデータ出力をできなくすることも可能である。
このほか、開発中の機能もある。例えば、名簿の名寄せ機能、顧客ごとの訪問履歴などを管理する機能、住所情報を利用して名刺の一覧をGoogleマップで表示する機能、などがある。
価格(税別)は、名刺のスキャンが、名刺5000枚単位で5000円。クラウド上での名刺データの保存・管理は、名刺1000枚まで無料で、5000枚当たり月額2500円。ネクストセットでは、外部のCRMシステムにデータを渡してCRM側で管理することを推奨している。
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