大分銀行(本店:大分県大分市)は、Salesforce Community CloudとSalesforce Lightning Platformを採用した。SIベンダーの電通国際情報サービス(ISID)が大分銀行にシステムを導入する。セールスフォース・ドットコムが2019年4月9日に発表した。日本システム技術と大分銀行が共同で開発した、Lightning Platformを活用した地域金融機関向けアプリケーション「Cloud BankNeo 預り管理」も採用した。
大分銀行は、「Salesforce Community Cloud」(画面1)を採用することで、オンラインサービスを強化する。従来、フリーローンの契約締結は窓口で書面によって実施していた。これをWebサイトから申し込み、オンライン上で契約を完結できるようにする。また、普通預金の口座開設についてもWebサイトで申し込めるようにする。
画面1:「Salesforce Community Cloud」の画面例(出典:米セールスフォース)拡大画像表示
大分銀行のリテール業務に従事する行員約1300人が、Salesforce Lightning Platform上に構築した「Cloud BankNeo 預り管理」を利用する。これにより、顧客から預かった資産状況をリアルタイムで共有できるようにする。
Lightning Platformによって顧客管理業務を強化する。アウトバウンド業務(電話やメールで行う、 顧客への営業活動)などを通じて、顧客へのサービスの提案やフォローなどを実施する。
Salesforceを採用した理由として大分銀行は、システムの拡張が容易で技術者でなくても業務内容に合わせて柔軟に設定変更が可能なこと、業務の効率化とペーパーレス化を目指す上で、追加していきたい機能の多くをSalesforce上に実装可能なこと、の2点を挙げている。
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