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東レグループ、「VMware on IBM Cloud」で次期IT基盤をハイブリッドクラウド化

2019年5月28日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

東レグループの情報システムを支える東レシステムセンター(TSC)は、グループの次期IT基盤としてIBM Cloudを採用した。オンプレミスのプライベートクラウドを「VMware on IBM Cloud」で拡張し、マルチクラウド環境を見据えたハイブリッドクラウド環境を構築する。日本IBMが2019年5月28日に発表した。

 東レグループは現状、オンプレミスにあるプライベートクラウド基盤を使っている。この上で約850台の仮想サーバーを稼働させ、自社で運用している。次期IT基盤では、これらのシステムを「VMware on IBM Cloud」に移動させ、日本IBMの支援を受けて運用する。

 今後、2019年6月にIBM Cloudの環境構築を完了する予定である。3カ月間の運用評価を経て、2019年10月から本番利用する。

 VMware on IBM Cloudの特徴は、オンプレミスに構築したVMware環境とほぼ同じ環境をクラウド上で利用できること。オンプレミスとクラウドとの間でアプリケーションを容易に行き来できる。現行の仮想化基盤で培った運用管理のツールやスキルを、継続してクラウドでも利用できる。

 また、VMware on IBM Cloudは、東京リージョンだけでなく、世界中のIBM Cloudデータセンターを選択できる。ユーザー企業が将来的にグローバルに展開する際の対応を支援する。

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