伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2019年6月6日、PCのGUI操作などを含めてジョブ管理ソフト(ジョブスケジューラ)で一元管理できるようにするパッケージ製品「RPAplus」を発表した。RPAソフト「UiPath」とジョブ管理ソフト「JP1」を、これらを連携させるプログラム(CTCが開発)とともにパッケージ化した。販売目標は1年間で20社。
「RPAplus」は、PCのGUI操作などを含めて、ジョブ管理ソフトで一元管理できるようにしたソフトウェア製品である。RPAソフト「UiPath」(画面1)と、ジョブ管理ソフトを含んだ日立製作所の運用管理ソフト「JP1」を、これらを連携させるCTC開発のプログラムと共にパッケージにした。これまでJP1の管理対象とならなかった、GUI操作を含む定型作業を自動化できる。
画面1:「UiPath」の開発画面例(出典:米UiPath)拡大画像表示
JP1の現行版(Version 12)では、RPAソフトを含めた処理を自動で制御できるように、クライアント機向けのジョブ管理ソフト「JP1/Client Process Automation」をラインアップしている(関連記事:日立の運用管理ソフト新版「JP1 Version 12」、クライアント用ジョブ管理でRPAを含めて自動化)。
今回用意したRPAplusを使うと、JP1のジョブ管理ソフトとRPAソフトのUiPathを容易に連携させられる。JP1でUiPathを制御することで、詳細なスケジューリングや、ジョブの予定と実績の一覧表示を含めた予実管理、ジョブの実行に基づくログ管理など、RPAについての管理業務を効率化できる。JP1のジョブネット機能を使えば、複数のRPAロボットを連携させて1つのジョブとして実行することもできる。より複雑な条件や状況に応じて適切な処理を実施したり、異常終了時に適切にリカバリーしたりできるようになる。
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