サイバートラストは2019年6月12日、Linux OS「Asianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7 SP3」で利用できる高可用性クラスタソフトウェア「MIRACLE CLUSTERPRO X 4.1」を発表した。2019年6月18日から販売する。また、シングルサーバーの可用性を高める「Asianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7 HA」の新版も同時に販売開始する。
MIRACLE CLUSTERPRO X は、NECのHA(高可用性)クラスタリングソフト「CLUSTERPRO X」と、サイバートラストのLinux OS「Asianux Server == MIRACLE LINUX」をセットにしたパッケージ製品である。今回の新版(4.1)は、2019年4月に提供を開始した「CLUSTERPRO X 4.1」と、2019年3月に提供を開始した「Asianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7 SP3」を組み合わせている。
Linux OSとセットで提供するCLUSTERPRO Xは、HAクラスタリングソフトである。複数のサーバー機をクラスタリング構成でつないだ状態で、ハートビート(死活監視)の応答によってサーバーの状態を監視する。応答が途絶えるとシステムが停止したと見なし、別のサーバーで処理を引き継ぐ仕組み。
新版のMIRACLE CLUSTERPRO Xでは、運用画面をJavaからWeb画面に刷新した。これにより、新規導入時や構成変更時の操作が簡便になった。
新版ではさらに、Linux OSのデバイスドライバーなどの更新によって、第8世代インテルXeonプロセッサーを含む最新世代のハードウェアを使えるようにした。これにより、利用できるハードウェアの選択肢が増えた。障害・災害時などのシステム停止時に、さらに安全に業務を継続できるようになるとしている。
クラスタリング構成をとらない廉価盤のHAパッケージとして、Asianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7 HAも販売する。障害を検知した際に、OSの再起動やアプリケーションの再起動によって業務を復帰させる仕組みである。
価格(税別)は、クラスタリング構成のMIRACLE CLUSTERPRO Xが60万円、廉価版でシングルサーバー構成のAsianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7 HAが9万円。
クラスタリング / 高可用性 / サイバートラスト / Linux / MIRACLE CLUSTERPRO X
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