NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2019年7月8日、IoTシステムをノンプログラミングで短期間に導入できるIoT基盤「Things Cloud」を強化したと発表した。LPWA(低消費電力・低コストの無線通信方式)の選択肢を増やし、これまで使えていたLoRaWANに加えて、新たにSigfox(フランスSigfoxが提供するIoT用のLPWA通信規格)を使えるようにした。
Things Cloudは、IoTシステムをノンプログラミングで短期間に導入できるIoT基盤である。各種のネットワークを介して接続した複数のIoT機器を一元的に管理できる(図1)。
図1:Things Cloudの概要(出典:NTTコミュニケーションズ)拡大画像表示
Things Cloudでは従来、無線通信規格として、モバイルデータ通信の「IoT Connect Mobile」と、通信事業者の免許が要らないLPWA規格の1つである「LoRaWAN」の2つを提供してきた。
今回、通信事業者の免許が要らないLPWA規格として、既存のLoRaWANに加えて、新たに「Sigfox」を使えるようにした。これにより、複数のLPWA規格を選択できるようになった。IoTの利用用途やデータ容量、通信頻度などの要件に応じて、以前よりもネットワークの選択肢が広がった。
Sigfox接続機能とLoRaWAN接続機能の価格(税別)は、初期費用が無料で、月額利用料が8800円(サブテナントを利用する場合は、利用数に応じて8800円×サブテナント数の追加利用料が必要)。
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