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肥後銀行、Linuxベースの新基幹システムが稼働開始

2019年7月17日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

肥後銀行(本店:熊本県熊本市)は、新基幹系システムを2019年7月16日に稼働させた。日立製作所が提供するオープン勘定系システムを採用した。これにより、営業時間を柔軟に対応できるようになったほか、新商品や新サービスを迅速に開発できるようになった。FinTechなどの外部金融サービスとの連携も容易になった。

 肥後銀行は、新基幹システムの構築にあたり、Linux上で稼働するオープン系の基盤(日立製作所が提供)を採用した。これにより、金融機関に求められる信頼性を確保した上で、システム構成をシンプル化した。新サービスを迅速に提供できるようになったほか、システム運用・保守コストを削減できた。

 FinTechサービスなど外部の金融サービスと簡単に接続できるように、システム連携機能に注力している。要素技術として、日立製作所が開発したバンキングハブを適用した。

 事業継続性も強化した。熊本地震の経験を踏まえ、日立製作所が運営する国内2カ所のデータセンターにおいて同レベルの本番運用が可能な構成を採用した。どちらのデータセンターでも稼働できるため、万一の大規模災害時にも速やかにサービスを再開できる。

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