丸紅ITソリューションズは2019年7月22日、「Box」と連携するツールを拡充し、新たに4つの新製品を発表した。2019年7月23日から提供する。オンライン会議の「ON PAD」、ファイルのロック/ロック解除を促す「MISOLock」、外部共有の状況をレポート化する「Log Reporter for Box」、コマンドでファイルを操作できる「Simple Kicker」である。販売目標は、2019年度に5億円。
新たに4種類のBox連携ツールを販売する。
(1)ON PADは、Boxと連携して利用するペーパーレス会議ツールである。iOS上で動作する。主催者が指定するページを出席者に連動させたり、出席者が資料にメモを書き込んだりできる。
(2)MISOLockは、Box EditやBox Driveでファイルを開いた際に、ダイアログを表示してロックを促し、ファイルを閉じると自動でロックを解除するツールである。Boxの標準機能としてファイルのロック機能はあるが、ロックを促すダイアログが分かりにくい。MISOLockを使うと、編集時にロックし、編集が終わったらロックを解除するという操作を忘れずに実行できる。
(3)Log Reporter for Boxは、「誰が誰をどのフォルダに招待しているのか」、「誰が何をオープンリンクで公開しているのか」という外部共有の状況を、分かりやすくレポート化する。危険な外部共有が行われていないかを管理できる。
(3)Simple Kickerは、Boxのファイル操作をコマンドラインからシンプルなコマンドで実行できるツールである。ファイルのアップロード、ファイルのダウンロード、ファイルの移動・削除、共有リンクの発行、といったBoxに対する操作をコマンドで実行できる。基幹システムとの連携や、業務の自動化などに活用できる。