キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は2019年8月26日、手のひら大の小型プロジェクタの新製品「ミニプロジェクターC-13W」を発表した。本体に無線LAN接続機能とWebブラウザを搭載しており、PCを接続することなくWeb画面を閲覧して投影できる。2019年10月上旬から販売する。価格(税別)は、キヤノンオンラインショップでの販売価格で4万9800円。
ミニプロジェクターC-13Wは、手のひら大の小型プロジェクタ装置である(写真1)。PCとHDMIで接続することによって、PCの映像をフルHD解像度で入力して投影できる。
写真1:ミニプロジェクターC-13Wの外観拡大画像表示
さらに、本体にAndroid OSを搭載しており、PCを接続しなくても自前で動画/静止画や文書データを投影できる。ビジネスのプレゼンテーションで必要になる、Office文書とPDFを閲覧するための文書ビューアも標準で搭載している。
動画ファイルや文書ファイルは、内蔵メモリー(4GB)、USBメモリー、MicroSDカードから読み取って表示(投影)できる。これらのストレージから読み取るデータについては、4K解像度まで入力できる。
無線LAN接続機能とWebブラウザも内蔵している。これにより、PCを接続することなく、Webブラウザ画面を投影して、Web画面を閲覧できる。別のAndroid OSの画面をミラーリング投影する使い方もできる。
電源は、電源アダプタ(12V、3A)による供給に加え、バッテリ(7.4V、3100mAh)を内蔵した。電源アダプタを接続せずに最長2時間のバッテリ駆動ができる。さらに、スマートフォンの充電不足時にはモバイルバッテリとしても機能する。
投影する画面サイズは、最小16.1インチ(投影距離0.5メートル)~最大97インチ(投影距離3メートル)。縦方向の台形補正を行う機能も備える。外形寸法は、幅120×奥行き120×高さ33ミリメートル、重さは410グラム。明るさは最大130ルーメン(電源アダプター接続時)。動作温度は摂氏0度~35度。
- 業務システム 2027年4月強制適用へ待ったなし、施行迫る「新リース会計基準」対応の勘所【IT Leaders特別編集版】
- 生成AI/AIエージェント 成否のカギは「データ基盤」に─生成AI時代のデータマネジメント【IT Leaders特別編集号】
- フィジカルAI AI/ロボット─Society 5.0に向けた社会実装が広がる【DIGITAL X/IT Leaders特別編集号】
- メールセキュリティ 導入のみならず運用時の“ポリシー上げ”が肝心[DMARC導入&運用の極意]【IT Leaders特別編集号】
- ゼロトラスト戦略 ランサムウェア、AI詐欺…最新脅威に抗するデジタル免疫力を![前提のゼロトラスト、不断のサイバーハイジーン]【IT Leaders特別編集号】
-
VDIの導入コストを抑制! コストコンシャスなエンタープライズクラスの仮想デスクトップ「Parallels RAS」とは
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-


