近鉄百貨店は、グローバル人事基盤としてクラウド型の人事アプリケーション「SAP SuccessFactors」を採用した。導入プロジェクトは2019年8月から開始している。人事領域と人材領域をカバーしたシステムを構築する。導入はオデッセイが担当する。SAPジャパンが2019年9月24日に発表した。
近鉄百貨店は、タレントマネジメントから人事給与まで人材・人事の全領域をカバーする人事システムの構築を予定している。SAPジャパンのクラウド型人材・人事アプリケーションである「SAP SuccessFactors」(画面1)を採用した。

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SAP SuccessFactorsは従来、タレントマネジメントの機能に特化したクラウド サービスだった。現行版では、日本市場で必要になる人事機能(給与計算と労務管理)を追加している。
システムの導入は、オデッセイが担当する。同社が独自に開発したSAP SuccessFactors導入テンプレート「Ulysses(ユリシーズ)」を活用することにより、高品質かつ短期間に導入するとしている。