[内田勝也の日々是セキュリティ]

敵を知り、己を知る─ハッカーのさまざまな情報収集手段:第3回

2019年10月23日(水)内田 勝也(情報セキュリティ大学院大学 名誉教授)

中国の兵法書「孫子」には、「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」とある。サイバーセキュリティも同じであろう。即ち、攻撃者がどの様な観点から攻撃を行うかが分かれば、その対応を考えられる。最初の攻撃先に自分の組織がならなければ、情報収集は防御に必要な事柄になる。サイバーセキュリティでは攻撃・反撃ができず、「攻撃は最大の防御」でないが、敵を、自分の組織を知ることが防御に有用である。

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