首都高速道路、関西エアポート、日立製作所、首都高ETCメンテナンス、アマノの5社は2019年11月1日、大阪国際空港(伊丹空港、大阪府豊中市)駐車場において、日本の国内空港では初となるETC多目的利用サービスを導入すると発表した。同年12月1日から大阪国際空港駐車場の「南予約駐車場」において運用を開始する。
関西エアポートなど5社は今回、大阪国際空港の駐車場において、ETCカードを使ってチケットレスで駐車場を利用できるようにした(図1)。高速道路の料金所のように、駐車場の入出場ゲートをETCカードに対応させた。出入口ゲートを自動で開閉するほか、出場時にはクレジットカードで料金を自動で支払える。
図1:ETCカードで駐車場を使えるようにした(出典:首都高速道路、関西エアポート、日立製作所、首都高ETCメンテナンス、アマノ)
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利用に際しては要件がある。まず、関西エアポートが提携しているクレジットカードとETCカードを持っている必要がある。この上で、ETCまたはETC 2.0車載器を搭載した車両で、大阪国際空港駐車場の駐車場予約を会員登録(無料)して利用する。
まず、大阪国際空港駐車場の「南予約駐車場」(合計100台)において運用を始める(図2)。予約開始は2019年11月5日(火)14時で、利用開始は2019年12月1日(日)0時。将来的には、運用範囲を広げ、大阪国際空港駐車場を利用するすべての利用者が使えることを目指す。
図2:大阪国際空港駐車場の「南予約駐車場」(合計100台)で運用を始める(出典:首都高速道路、関西エアポート、日立製作所、首都高ETCメンテナンス、アマノ)
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