ワウテックは2020年1月7日、ビジネスチャット・社内SNSサービス「WowTalk」を強化した。Webブラウザ版とWindowsアプリケーション版の2つについて、14カ国語を翻訳できる機能を追加した。翻訳機能はこれまでもスマートフォンアプリ版のWowTalkで提供していたが、今回Windows版アプリケーション版とWebブラウザ版でも使えるようにした。
WowTalkは、ビジネスチャット・社内SNSサービスである。基本機能として、トーク、タイムライン、通話ができる。階層型組織ツリーのメンバーリストで、連絡を取りたい人や部署をすぐに探すことができる。また、業務を円滑に遂行するためのタスク管理機能も提供する。端末を選ばずに使えるように、スマートフォンアプリ、Windowsアプリケーション、Webブラウザ、の3形態を用意している。
今回の機能強化では、これまでスマートフォン版に限って提供していた翻訳機能を、Webアプリケーション版とWebブラウザ版でも使えるようにした。翻訳可能な言語は14カ国語で、以下の通り。
- インドネシア語
- 英語
- 韓国語
- タイ語
- 中国語(簡体字)
- 中国語(繁体字)
- ドイツ語
- ネパール語
- ヒンディー語
- フィリピン語
- ベトナム語
- ポルトガル語
- マレーシア語
- 日本語
翻訳機能によって、グローバル展開している企業や、これから海外進出を目指す企業を支援する。国内をメインに事業展開している企業でも、外国人を雇用する際のコミュニケーションに活用できる。
ワウテックは今後、要望により対応言語を追加する。また、業界やその国特有の言い回し(フレーズ)なども高精度に翻訳できるように、精度の向上にも取り組む。