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インヴェンティット、クラウド型モバイル端末管理「mobiconnect」を機能強化、複数台をまとめて初期化

2020年1月17日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

インヴェンティットは2020年1月17日、クラウド型のMDM(モバイルデバイス管理)サービス「mobiconnect(モビコネクト)」を強化した。新版では、複数台のデバイスを一斉に初期化できるようにするなど、運用管理性を高めた。

 mobiconnectは、クラウド型のMDMサービスである(関連記事インヴェンティット、私物SIMを禁止できるMDMサービスを強化、iOS/AndroidもSIM監視可能に)。モバイルデバイスのOSとして、Windows、macOS、tvOS、iOS、Androidなど、複数のOSを管理できる。

 端末紛失時の情報漏洩対策や、端末へのセキュリティポリシーの適用、端末利用状況の監視、端末に対するアプリケーションの配布など、MDMサービスに求められる機能群を一通り提供する。

 今回の強化では、運用管理性を高めた。大量の社員にデバイスを配布する際などに、複数台のデバイスに対して一斉に初期化などの設定を施せるようにした(図1)。従来は、初期化、遠隔ロック、パスワードリセットなどの設定は、1台ごとにバラバラに設定するよりほかなかった。

図1:複数台のデバイスに対して一斉に初期化などの設定を施せるようにした(出典:インヴェンティット)図1:複数台のデバイスに対して一斉に初期化などの設定を施せるようにした(出典:インヴェンティット)
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 また、端末情報を取得する機能を強化し、複数の項目の情報を1度にまとめて取得できるようにした。例えば、シリアル番号と位置情報とインストール済みのアプリケーション情報など、管理者が欲しい情報を組み合わせて、1度の作業で複数の情報を取得できるようにした。

 UIのデザインも刷新した。アイコンやマークを大きくしたり、OSごとに色分けしたりするなど、一目で分かりやすい表示を目指したとしている。これにより、iOSやAndroid、Windowsなど複数のOSを混在させて使っているユーザーでも直感的に操作できるようになったとしている。

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