業務システムの超高速開発に取り組むコミュニティ組織「ローコード開発コミュニティ」(旧称:超高速開発コミュニティ)は2020年2月10日、「ローコード開発リファレンスモデル」の無料提供を開始すると発表した。同一のシステム仕様にもとづく実装版を見ることで、各ツールの特性や方向性を確認できる。
ローコード開発コミュニティは、ローコード開発の普及・啓発活動を行うコミュニティ組織である(関連記事:超高速開発コミュニティが「ローコード開発コミュニティ」に名称を変更)。ローコード開発(考え方、手法、ツール)の認知度の向上や、ローコード開発の適切な活用方法と効果の啓蒙、技術者への実践的活用ノウハウの共有、などをミッションに掲げている。ユーザー企業は会費無料で正会員になれる(会員リストには載る)。
2018年12月には、「ローコード開発リファレンスモデル分科会」が発足した(図1)。活動の内容は、ツールベンダー各社が、規定のシステム要件にもとづいて「実際に動作するシステム」を開発し、導入検討用資料として会員に無料で提供するというもの。カタログや営業トークからは分からない、各ツールのリアルを体感できることを目的としている。
図1:「ローコード開発リファレンスモデル」のイメージ図(出典:ローコード開発コミュニティ)拡大画像表示
ユーザー企業の開発案件は、案件ごとに、業務システムの規模や種類、開発チームのスキルレベル、プロジェクトの予算と期間といった条件が異なる。リファレンスモデルを参照すると、それぞれの開発案件に適した超高速開発ツールを選択できるようになるとしている。
●Next:会員向けに提供される最初のリファレンスモデルは「花束問題」
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