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三菱総研DCS、AWS/Azure/GCPからアクセスできるストレージサービス「Dibertas」を販売

2020年2月13日(木)IT Leaders編集部

三菱総研DCSは2020年2月12日、AWS/Azure/GCPからアクセスできるストレージサービス「Dibertas(ディバタス)」を発表した。同日提供を開始した。複数のクラウドサービスを同時に利用しながら、データを1カ所で集中管理できる。

 三菱総研DCSの「Dibertas」は、複数のクラウドサービス(AWS/Azure/GCP)からアクセスできる従量課金型のストレージサービスである。複数のクラウドサービスを同時に利用しながら、データを1カ所で集中管理できる。データを格納するストレージには、イスラエルInfinidatのSAN/NAS統合ストレージ機器「InfiniBox」を使う(図1)。

図1:AWS/Azure/GCPからアクセスできるストレージサービス「Dibertas(ディバタス)」の概要(出典:三菱総研DCS)図1:AWS/Azure/GCPからアクセスできるストレージサービス「Dibertas(ディバタス)」の概要(出典:三菱総研DCS)
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 「プレミアムプラン(専有)」では、ユーザーが指定する場所にストレージ機器を設置し、専有環境として提供する。一方、「スタンダードプラン(共用)」(今後リリース予定)では、三菱総研DCSのデータセンターに設置したストレージを使ってストレージサービスを提供する。

 InfiniBoxの特徴は、大容量のニアラインハードディスク(HDD)をデータの記録用に用いつつ、キャッシュ技術によって高速化を図っていること。HDDへの読み書きを高速化するキャッシュとして、メモリー(DRAM)の一部とSSDを利用する。

 なお、三菱総研DCSは、大手金融機関のログ分析システムにおいて、Dibertasを実証した。実運用と同一オペレーションで、大手パブリッククラウド上のブロックストレージと処理速度を比較した。この結果、同等の分析処理性能が得られた。

 製品提供の背景について同社は、企業を支えるシステム基盤としてクラウドサービスが浸透し、様々な業務で利用している状況を挙げる。「一方で、目的に応じて複数のクラウドサービスを使い分けたい(ロックインを避けたい)、重要なデータはセキュリティの高い環境でコントロールしたいといった課題やニーズが出てきている」(同社)。

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