パナソニック システムソリューションズ ジャパンは2020年3月4日、社内分社のコネクティッドソリューションズ社において、約8000人を対象に顔認証による入退管理の運用を開始した。勤怠管理システムとの連携も開始した。東京本社の7階、15階、16階、17階の4フロアに導入した。
パナソニック コネクティッドソリューションズ社は、東京本社の7階、15階、16階、17階の4フロアで、約8000人を対象に顔認証による入退管理の運用を開始した(写真1)。オフィスフロアの各部屋に入室・退室する際には、壁掛けチェッカーの前に近づくだけで、顔認証によってドアを解錠できる。
写真1:顔認証の様子(出典:パナソニック システムソリューションズ ジャパン) 従来型のICカードによる入退管理には、カードの紛失やなりすましなどの課題があった。顔認証による入退管理を導入することによって、カードの紛失やなりすましといった課題を解決できる。さらに、スピードや利便性が向上する。
勤怠管理システムとも連携させた。顔認証による入退許可の際に、勤怠管理システムに情報を通知して入退出時刻を登録する仕組みである。
顔認証システムとして、2019年2月に提供を開始した「入退セキュリティ&オフィス可視化システム KPAS(ケイパス)」を導入した。
顔認証のための顔画像を用意する方策として、今回の導入では、約8000人の登録者の顔画像として、すでに撮影済みの社員証の画像を再利用した。今後、勤怠連携のための認証精度を継続的に検証、改善していく。
顔認証の結果パラメータを分析し、認識精度が低いユーザーを抽出した上で、システム管理者と連携することで、認証精度の継続的な改善を検証する。本導入での成果を踏まえ、2020年度のKPAS製品を機能強化していく。
顔認証 / パナソニック / パナソニック システムソリューションズ ジャパン / 入退管理 / パナソニック コネクティッドソリューションズ社
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-


